こんにちは。ラオス在住9年目のちこです。
自慢じゃないですが、ラオスにきて以来、いろんなタイプの家で暮らしたことがあります。
短期で泊まらせてもらった家を含めると、全タイプを網羅したんじゃないかってくらい。
普通の平屋一戸建てや、日本人が想像するようなアパートにはじまり。
庭つきの立派なおうちや伝統的な高床式の家。
長屋や、竹でつくった小屋まで。
ビエンチャンで部屋や家を借りる場合、家賃は家のタイプによって月70~2000ドル(約7千~20万円)くらいの開きはあります。
今回はその中でも、ローカル中のローカルな住まい、「長屋」についてお話ししたいと思います。
安アパート・長屋とは
こんな風に、横に長い建物に、部屋が並んでいる住まいを「長屋・ホンテオ」といいます。
1間10~15畳ほどの広さに、トイレ付。
完全に1部屋のみのタイプと、一部が寝室として仕切られているタイプがあります。
都市部では家賃の最も安い住まいで、主に学生や地方出身者が借りています。
家賃は、月50万~100万キープ(約7千~1万5千円)ほど。
水道代や電気代は別払いのことが多いです。
当然使用量によりますが、水道代は100~200円、電気代はエアコンのあるなしによって、500~3000円くらいじゃないでしょうか。
長屋をのぞいてみよう!
では、実際にどんな感じなのか、写真で見てみましょう。
おじゃましまーす。
入り口。
入ってすぐの部屋。
短い廊下。
仕切られた寝室。
奥は台所になっていることが多い。
トイレ兼シャワー。
裏の外スペース。洗濯物を干したりできます。
お隣さんの様子が丸見えですね。
長屋のメリット・デメリットは?
メリット
・家賃が安い
間違いなく、これが一番のメリットでしょう。
貧乏学生の強い味方。
・隣人と仲良くなりやすい
これは、お互いの性格にもよりますが、仲良くなると、たまに一緒にご飯を食べたりビールを飲んだりします。
また、大家さんちの子供の誕生日パーティーに呼ばれたり。
フェンス越しにしょうゆの貸し借り、みたいな、昔の日本にあったというやりとりも健在だったり。
デメリット
・プライベートが守られにくい
大きい声でしゃべれば丸聞こえです。
・セキュリティ面で不安がある
特に、塀や外門のないタイプの長屋では、盗難・空き巣が多いです。
・ラオス語のできない外国人は住みにくい
大家さんが嫌がります。
セキュリティの問題プラス、何かあったときの言葉の問題を懸念しているようです。
まあこれは、日本でもあることですよね。
長屋も悪くないよ!
貧乏住まいなイメージの強い長屋。
でも場所選びさえ間違えなければ、安く、けっこう快適に暮らせますよ。
以上、長屋住まいの人間からの報告でした。
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