こんにちは。ラオス在住9年目のちこです。
前に、東南アジア人の浮気の記事やら、ラオス人男性の嫉妬の話を書きました。
そこではたと、なんだかネガティブな話題ばかりだなあと気づきました。
でも、もちろんのこと、彼らには彼らならではの魅力だってあります。
ということで、今日は、通算4年半、ラオス人と付き合っていたちこの、まったくの私見で、ラオス人男性の魅力を語りたいと思います。
ラオス人男性の魅力とは?
当然ですが、人の魅力は、個人によりけりです。
相性の問題もありますし、受け取り方によって、長所が欠点になることもあるでしょう。
でも、いろんなラオス人男性とかかわってきた中で、ひとつ、多くの人に共通しているなと感じる魅力があります。
ラオス人の旦那さんがいる、ある日本人女性の方と話していても、その点ではおおいに一致しましたので、私の勝手な思い込みではないはず。
その魅力とは……
ずばり、
頼りになる
これに尽きます。
ラオス人男性は頼りになる!
では、どんな風に頼りになるのか、具体的に例をあげてみましょう。
1.簡単な修理はなんでもできる
ラオスは日本に比べれば圧倒的に不便な国です。
日本なら当たり前にあるようなサービスも、こちらではなかなか見つかりません。
言い換えると、「様々なことを、自分でやらなければならない」。
それはつまり、「様々なことを、自分でできるようになる」ということでもあるのです。
特に、農村出身の人はその傾向が非常に強い。
村では、それこそ、昔からの技術がまだ残っていて、竹かごやざる、鎌なんかの刃物、舟や小屋、さらには猟銃まで、自分で作っちゃいますからね。
(冒頭の写真も、農村のおっちゃんたちが小屋を作っているところ)
都市部でも、農村ほどではないにせよ、みんな、まずは自分の手で、なんとかしてみようとします。
水道、電気系統、バイクから車、果ては家まで、簡単なことなら意外とできてしまうものです。
何か壊れたときは、「直して?」とお願いしたら、張り切ってやってくれることでしょう。
2.何かあったときの応用力
ラオスのような途上国に住んでいると、日常の中でトラブルは当たり前です。
急に停電して、1日電気が来ない。
車が突然動かなくなった。
移動中にバイクのチェーンが切れた。
などなど……。
そういうとき、慣れているラオス人は慌てふためいたりしません。
ときに無茶ぶりもありつつ、なんとか対応してしまうのが、彼らです。
この写真は、山道で、土砂崩れがあって道が非常に滑り、バスが立ち往生していたときのこと。
無理に進んで崖に落ちれば、まず助からない。
バスの運転手は近所の村人に助けを求めます。
そこで彼らが考えた方法は、ロープをつけてみんなでひっぱる(笑)
なかなかの無茶ぶりですが、それでもちゃんとできてしまうところが、彼ららしいです。
3.家族を大事にする
ここは、人によるところもあるかもしれませんが…。
基本的に、ラオスの人は家族をとても大事にします。
家を守るのは男の役割、という意識も強い印象です。
平均的に、兄弟やいとこが多いせいでしょうか、小さい子どもの世話にも慣れていて、積極的に面倒を見ます。
例えば日本では、子どもが具合を悪くしたら、早引きしたり仕事を休んだりするのは、母親である場合が多いイメージです。
ですが、ラオスでは、子どものために父親が数日仕事を休む、というのも普通に見られます。
社会全体が、そういうことを当たり前と受け入れる空気もあるからでしょうね。
頼りにしよう!
こんな風に、日常のささいなことでは、とても頼りになるラオス人男性。
自分でできる簡単なことでも、お願いしちゃいましょう。
苦戦していたとしても、そこは突っ込まず、あたたかく見守ることです。
そうすれば、ますます頼れる男になっていくことでしょう。(たぶん)
コメント
他の人のブログで「薬中のラオス人夫の暴力に辟易する日本人妻」を「なるほど」と頷きながら読んだものですが、先日パクセに滞在した折、道で出会った60歳前後の男性が、「行き先が同じだから」といって2kmほど私を案内してくれましたが、交通等実に細かな注意を払いながら私を案内してくれたのには「日本人以上の気遣い」と感心しました。さて、他の人はどうでしょう。
コメントありがとうございます。
「ラオス人」と一口に言っても、いろいろな人がいるのは、「日本人」にいろいろな人がいることと、同じなんでしょうね。