ラオスに住みたい人必見! ビザ申請にはどんな手続きが必要?

ラオス旅行・生活

最近、海外で住んだり働いたりする人も、それほど珍しくなくなってきました。

 

でも、長期で住む場合、やっぱり旅行とはわけが違います。

国によって事情は異なると思いますが、ちゃんと正規の手順を踏まないと、後で罰金を受けたりなど、トラブルにも。

 

じゃあ、ラオスに住みたい場合は、どうすればいいんでしょう?

 


 

ラオス在住9年目のちこです。

 

ラオスで長期滞在しようと思うと、ビザ取得ために、それなりの手順を踏む必要があります。

公的な手続きって、だいたい面倒なものですが、特にそれが海外でとなると、色々心配も増えますよね。

 

特にラオスの場合、手続きはかなり煩雑です。

これまでにも、何度うんざりしたことか……。

 

おまけに、情報が極端に乏しいラオス。

外務省のウェブサイトを見てもよくわからない。

 

そこで、

 

これから手続きをするんだけど、どういうシステムなのかよくわからない!

 

という人の役に立つよう、自分の経験に基づいて、ラオスで長期滞在ビザを取得するために必要な手順をまとめてみました。

 

*2018年時点での情報です。

*あくまでも参考として、詳細は受け入れ先機関や担当部局に確認してくださいね。

 

ラオスのビザ申請手続きは大変!

まず最初にぶっちゃけますと。

 

外国人がラオスに滞在するための手続きは、めちゃくちゃ面倒です。

どこに所属するか、コネはあるのか、いくらお金をかけるかにもよりますが。

 

また、現在ラオスでは、どこの機関・企業・団体にも属していない、フリーの人や飲食店経営の人などは、長期滞在ビザを申請できません。

 

でも、今年2018年から、ラオス人と結婚している外国人なら、「配偶者ビザ」が取得できるようになりました。

(今年からって遅すぎるだろ、と突っ込みたい)

 

 

ちなみに、私自身について言いますと、これまでに、

・学生ビザ

・就労ビザ(企業所属)

・専門家ビザ(大学所属)

の3種類を取得したことがありますが。

 

どの場合も、長期のマルチビザ(何度でも出入国が可能なビザ)を取得するまでに、ざっと4-5か月はかかりましたよ。

 

5か月ってやばくないですか?

滞在1年の予定だったら、半分近く過ぎていますよ。

 

それもこれも、いろいろなお役所で許可を得る必要があるからです。

 

 

あ、でも、所属先にコネがあったり権力があったり、特別料金を払ったりすると、もっと早く済みますが。

それでも、全部の手続きが完了するまでに、1-2ヶ月はかかるんじゃないでしょうか。

 

取得するべき許可や書類は?

所属する身分によって手順は若干異なりますが、ざっとした流れは以下のようになります。

 

1.所属団体より、担当省庁へ受け入れ申請

例:
(学生)教育省からの受け入れ許可

(企業)労働局にて、外国人労働者の登記・就労許可証

(NGO)外務省からの受け入れ許可

2.領事部にて入国ビザ

3.警察にて滞在許可証

4.領事部にて長期のマルチビザ

 

申請書はその都度担当の役所でもらい、必要な書類もそこで指示してもらいます。

 

それでは、ビエンチャン在住で企業所属の場合を例にとって、順番に見ていきましょう。

 

受け入れ/就労許可

企業所属の場合、保健労働省管轄の労働局で、外国人労働者の登記と、就労許可の申請をします。

 

労働局の場所はちょっとわかりにくくて、中央郵便局の裏側あたり(労働局の場所)。

(※2019年、この役所が街から15㎞くらい離れた場所に移転したとの情報が)

 

 

手続きが済めば、このような「就労許可証 (Work permit card)」、ラオス語でいう「バット・アヌニャート・ヘットヴィアック ບັດອະນຸຍາດເຮັດວຽກ」がもらえます。

 

この手続きに、普通1~2ヶ月くらいかかります。

 

入国ビザ取得

外務省管轄の領事部で、観光ビザとはまた異なる、滞在する身分にもとづいた「入国ビザ」取得の申請をします。

 

領事部は、パトゥーサイの北西側にあります(領事部の場所)。

 

 

手続きが済めば、このようなビザがもらえます。

 

赤線をひいているビザの種別のところの「LA」というのが、就労者のことですね。

ここが、学生なら「ST」、

研究者や専門家なら「C」となります。

 

このビザをもらうためには、ちょっと面倒なのですが、領事部発行のレターを持って、一旦ラオス国外に出ます。

そして、改めて入国した際に、空港や国境のイミグレのビザカウンターでレターを提出すると、ビザを発行してもらえます。

 

 

ここで注意点なのですが。

 

次の手続きが済む前に出国してしまうと、このビザが「無効」になります

ですので、手続きが全部終わるまではラオスから出られません。

 

毎度、不思議なシステムだなあと思うのですが…。

 

このビザ取得に1ヶ月くらい。

 

滞在許可証取得

次に、公安省(警察)管轄の「General Dept of Public Security」という役所で、滞在許可申請をします。

いわゆるイミグレーションオフィスですね(イミグレオフィスの場所)。

 

 

手続きが完了すると、このような「滞在許可証 (Stay permit card)」、ラオス語でいう「バット・アヌニャート・パックサオ ບັດອະນຸຍາດພັກເຊົາ」がもらえます。

有効期間は通常、1年間。

ちなみに、カードの色は身分によって異なります。

 

この滞在許可証、かなり重要です。

ラオスでアパートなどを借りる際、村役場で滞在登録をする必要があります。

その際に、このカードがないと色々言われます。

村によって厳しいところ、ゆるいところありますが、最悪、アパートを退去させられる可能性も。

 

まあ、村役場の人は普通、英語が話せないので、うやむやになっている場合も多々ありますが…。

 

この手続きで1ヶ月くらい。

 

長期マルチビザ取得

やっと最後の手続きです。

 

「入国ビザ」と「滞在許可証」を持って、入国ビザをとったのと同じ領事部で、長期のマルチビザが申請できます。

 

 

このビザがあれば、期間内、何度でもラオスに出入国できます。

有効期間は、滞在許可証の期間に準じます。

 

ここにも2週間~1ヶ月くらいかかるでしょう。

 

気になる費用は?

これも、申請する身分によって違うのですが。

経験上は、おおむねこのくらいです。

 

入国ビザ:0~30ドル
滞在許可証:30ドル
長期ビザ:120~300ドル

 

学生や専門家ビザは安く、就労ビザのほうが高くなります。

その他、各役所でちょこちょこ手数料をとられるので、全体としては200~500ドルくらいでしょうか。

 

自分で手続きを回せば安いし、代行業者にお願いすれば、当然お金はかかりますが、早く済みます。

 

ラオスでの滞在手続きはとっても面倒!

長期ビザ取得までの道のりはかなり煩雑ですが、海外に住みたければ仕方がありません。

その国の決まりにのっとって、手続きするしかないのです。

 

中には、タイなど隣国と出入りを繰り返して、観光ビザで滞在し続ける人もいますが……。

(俗に言う「ビザラン」)

やっぱり、精神的・時間的負担にはなるし、ここ数年、昔に比べて厳しくなってきていて、何かあったとき、リスクはありますよね。

 

 

手続きが終わらないうちは、落ち着かないし、お役所ののんびりさにイライラすることもありますが。

ラオスに住みたい、働きたいって人は、気長に構えて、手続きを進めましょう!

 

コメント

  1. hiroshi iimura より:

    NGOで働く人の場合も、また異なります。複雑ですね。

    • Chiko Chiko より:

      コメントありがとうございます。
      そうなんですね。NGOのことは詳しくは知らないのですが、組織の立ち位置も異なるぶん、また違うのでしょうね。

  2. 小川幸宣 より:

    ラオスで日本人の子どものための教員をしています。滞在許可証は1年更新です。2~3年しか働けないと思います。9年間在住というのはすごいですね。どういうふうにして就労ビザをとって滞在許可証を延長されましたか?今の仕事が終わってもラオスに住み続けたいと思っています。何か良い方法を教えてください。よろしくお願いいたします。

    • Chiko Chiko より:

      こんにちは。コメントありがとうございます。
      私の場合は、学生、企業所属など、色々な立場をつないで今までやってきています。
      完全にフリーの場合は、合法的に長期滞在するのは難しいのが現状です。
      やはり、どこか企業か、学校で日本語教師としてなど、所属先を見つけるのが確かでしょうね。
      あまりお役に立てずすみませんが、ご参考になれば幸いです。

  3. マイク より:

    ヴィエンチャンから国際バスでノンカイに行って帰りの入国の際にアライバルビザをゲット
    所要時間半日 掛かった金額バス1000円以内とアライバルビザの料金
    めっちゃ簡単✌️