ラオスのペット事情~「自然飼い」が多数派!

人々の暮らし

ラオスに住んでいると、日常の中で動物を見かける機会は非常に多いです。

 

なにせ、都市部でも田舎でも、あらゆる動物が基本「放し飼い」。

当然のことながら、動物の飼い方や扱い方、ひいては家畜やペットに対する考え方も、日本とはずいぶん違うなと感じます。

 

今日はそんな、ラオスの家畜・ペット事情のお話です。

 

ラオスは動物の宝庫!?

ラオス首都のビエンチャンに住んでいて、動物を見かけない日は一日もないと言っても過言ではありません。

 

まず犬。

あちこちで放し飼いの犬が寝そべり、時には自転車やバイクを追いかけてくることも。

 

 

住んでいるアパートで勝手に猫が居ついたり。

その他、街中でもニワトリなんかはまだまだ、一般的に見られます。

 

さらに、農村部へ行くと、もっと色々な動物がいます。

 

 

犬や猫はもちろんのこと、

 

 

ニワトリ。

アヒル。

ガチョウ。

七面鳥。

ブタ。

牛。

水牛。

ヤギ。

馬。

場所によってはゾウに出会うことも!

 

 

どの動物も、基本は放し飼いなので、あちこちでのんびりと食べ物を探したり、道路の真ん中で寝ていることもしょっちゅう。

田舎道を車で走っていたら、ニワトリの飛び出し要注意です。
あいつらは本当に、喧嘩売ってんのか!ってくらいに、車に向かって突っ込んできます。

 

不思議なのは、これだけいろんな動物が近くで暮らしているのに、お互いに喧嘩しているところをほとんど見ないところです。

 

こんな微笑ましい光景が見られることも。

 

働く動物もいるよ

農村部では、働く動物も見られます。

 

代表的なのが犬。

番犬はもちろん、狩猟犬も多く飼われています。

かれらの賢さには、目を見張りますね。

 

イノシシ猟での追い込み役は代表的なものですが、

モグラ猟などでも、犬が探し役、飼い主が掘り出し役になって、見事な連携を見せるものです。

 

番犬も、ただ家を守るだけではありません。

畑仕事にも一緒に行って、休憩所で主の荷物を見張っていて、知らない人が近づくと、吠えて主に知らせたりします。

 

また、水牛も昔は重要な労働力でした。

田んぼの耕起には、主に水牛を使っていましたからね。

最近は、めっきり減ってしまいましたが。

 

 

荷役用の馬も、山岳地帯ではまだ散見されます。

 

 

その他、木材伐採の現場で、ゾウが使われるのを見ることも、ごくたまにあります。

 

売ったり食べたりするためだけの動物との大きな違いは、「名前があること」。

まあ、名前があっても、最後は食べちゃったりするんですが。

 

避妊・去勢は基本しない

どの動物も、自然に繁殖するのに任せています。

特に家畜は財産ですから、増えれば増えるだけ嬉しい。

 

逆に都市部では、猫なんかが増えすぎて、お寺に捨てられたりとかもあります。

それでも、仏教的な考え方の影響もあるのか、殺生はもちろん、病気でもないのに手術したり、人の手を加えて繁殖できなくするのに、抵抗があるラオス人は多いようです。

 

日本では、ペットの健康を守ったり、発情期のトラブルを避けるために、避妊・去勢をするのが一般的なのと比べると、まだまだ「自然派」というか、「放任」なようです。

 

それでも、あまりトラブルにならないのは、周囲の人も基本、動物に寛容だからなんでしょうね。

ある意味、ペットを飼いやすい環境だと言えるかもしれません。

 

最近は、外国品種の犬・猫が人気

ここ5年くらいでしょうか。

街中で、ゴールデンレトリバーだとか、ハスキーとか、パグとか、そういう外国から輸入された品種のペットを見かけるようになりました。

 

ペット屋さんでも、犬・猫・小鳥からウサギやハムスターまで、色々な動物が売られています。
(爬虫類系はまだ見たことありませんが…)

 

それとともに、ペットフードをやったりとか、犬の散歩したりする人も、徐々に出てきているようです。

少しずつ、いわゆる家畜ではない「ペット」への意識は、変わってきているのかもしれませんね。

 

まとめ

一昔前の日本がそうだったように、放し飼いが基本、雑多な動物が平和に暮らしているラオスです。

でも、あと20年くらいしたら、家畜・ペット事情も変わっていって、家畜はファームに、ペットは室内飼いが基本、というように、今の日本みたいになってくるのかもしれませんね。

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