こんにちは。ビエンチャン在住のちこです。
昨年末、タイ・東北地方の街ウドンタニ―へ、1泊2日で遊びにいきました。
ビエンチャンから国際バスが出ていて、2時間くらいで行けちゃうので、ラオス在住の人が気軽に訪れる場所です。
(ビエンチャンの)巷では、
「ウドンタニ―ですらビエンチャンより大きい」
なんて囁かれています。
ラオスにいる人は、ラオス人・外国人問わず、タイに対して羨望の思いを抱く人が多い気がするのは、気のせいか(笑)
私自身、ウドンタニ―は2回目ですが、ゆっくりと滞在したのは初めてです。
色々おもしろいなーと思うこともあったので、小旅行レポートとしてまとめてみました。
ウドンタニ―中心部の適当な地図も描いてみたよ。
ご参考までに。
ビエンチャンからウドンタニ―へ
ビエンチャンを朝出て、途中、タイの国境の街・ノーンカーイもぶらぶらしながら、ゆっくりと2時ごろに到着。
ノーンカーイからのローカルバスは、ウドンタニ―の中心部にあるショッピングセンター、「Central Plaza」通称「センタン」の前に止まりました。
この近くに手ごろなホテルも多くて、便がよいです。
ちょっと休憩して、さっそく、街へ。
主な目的は、ラオスでは手に入らない物の買い出しです。
地方都市だけど、なんだってそろっている
ウドンタニ―、なんでもあるな。
というのが最初の感想。
もちろん、バンコクのような大都市とは比べるべくもありませんが、それでも、ラオスからきた私たちにとっては、買い物天国。
「センタン」には、ユニクロや、H&Mなどの服飾店、日本の百均(60バーツ均一で、100円より高いけど)、化粧品なども買えるドラッグストアに、カフェやら、レストランの入っている階では日本食も食べられます。
私たちは行きませんでしたが、「センタン」のほか、「UDタウン」というショッピングモールも近くにあります。
クリスマスシーズンだったので、夜はこんな風にライトアップされてました。
街中には、おしゃれなカフェやバーもありました。
ただ、レストランは思ったよりも少ない印象でしたね。
そういえば、ラーメン屋台もありましたよ。
ちょっと郊外には大型スーパー
Big Cのような大型スーパーや、Makroという卸売系スーパーもあります。
Makroはセンタンから南東へ歩いて3-40分くらい。
着いた日の翌朝に歩いていきましたが、思ったより遠かった。
高い天井まで届く商品の段ボール。
圧巻。ちょっと怖い。
しょうゆ・みりん・とんかつソースから、かつお節、粉わさびまで。
日本の調味料もひと通り手に入ります。
ナイトマーケットもあるよ
いろんな屋台の集まったナイトマーケットエリアもありました。
タイ国鉄ウドンタニ―駅の北西側です。
晩ご飯屋台。
見て回るだけで楽しい。
こういう、茹で野菜とチェオ(辛みそ)、それにもち米「カオニャオ」があるのを見ると、ここはやっぱり、ラオスと文化的に近いという「イサーン地方」なんだなと思います。
ラオスにあるような食べ物もちらほらありました。
屋台の奥には飲食スペースもあります。
私たちはそこで晩ご飯を食べました。
せっかくタイに来たので、海鮮をと思って海鮮サラダ「ヤム・タレ―」をたのむ。
まあ、ウドンタニ―は海から遠く離れていますが。
ビア・リオをストローでいただく友人。
マッサージ屋に怪しげな店が多い
その後は、歩き回った疲れを癒そうと、マッサージ屋へ。
クリスマスシーズンだったこともあり、露出の高い赤い服を着たお姉さんとか。
やたら化粧の濃いお姉さんたちとか。
なんだか、怪しげな雰囲気の漂うマッサージ屋が多く並んでいました。
健全な私たちは、入るのをちょっとためらう(笑)。
その中で、唯一みつけたおばちゃんマッサージ師の多いお店に、行ってきました。
ナイトマーケットの道挟んで南側。
やはり、ラオスからくる人が多いのか、お店の看板にはラオス語も。
マッサージ師のおばちゃんには最初タイ語で話しかけられたけど、ラオスにいるって言ったら、ぱっと言葉をイサーン方言に切り替えてしゃべってくれました。
ラオス語とイサーン方言って、本当に似ているんですね。
声調も、言葉も。
特に、ノーンカーイやウドーン(地元の人はウドンタニ―をこう呼ぶ)の辺りは、かなりラオス語と似ているって言ってました。
思ったよりこぢんまりとした街
Makroまで歩いて思いましたが。
ウドンタニ―は、そんなに大きな街ではないようですね。
地図を見た限りも、センタンの辺りを中心として、一応どの方向にも歩いて行けなくはない。
1~2時間も歩けば、端から端まで行けるんじゃないでしょうか。
その中に、人も、いろんな施設も、ぎゅっと詰まっている。
街の広さで言うと、まがりなりにも「一国の首都」であるビエンチャンよりは小さいです。
でも、人口密度はビエンチャンより高いんじゃないかと思いましたよ。
ウドンタニ―、ちょっとした休暇にいいかも
ウドンタニ―って、タイ旅行で来ることもあまりないような、どっちかっていうとマイナーな街だと思います。
でも、けっこう過ごしやすかったですよ。
それなりに街だけど、そんなに車もバイクもうるさくなくて。
徒歩でひと通り回れて。
便利なものはひとそろいあって、でもそこにタイの地方都市らしさ、特にイサーンらしさも端々から感じられて。
バンコクの喧騒から離れて、田舎町で休暇でも。
ビエンチャンから出てきて、しばしの都会感を味わうのも。
どっちもできちゃうような、田舎と都会の間の街、という印象です。
なんというか、数日ゆっくりするには、ちょうどいい規模の街だな、というのが短いウドンタニ―滞在の感想でした。
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